輸液の用語解説検索結果
検索ワード:通気針 2件
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通気針
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「通気針」(または「エア針」、「空気針」)とは、疎水性のフィルターがついた注射針である。
ガラス容器などに充填された輸液は、点滴時に外気を導入しないと容器内が陰圧になり、薬液を排出できない。そのためゴム栓に通気針を刺して外気を導入することで排液を可能にする。出典等:幸保文治.注射薬投与法の基礎と工夫.メディカルトリビューン, 2001, p.27
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ソフトバッグ
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プラスチック製の枕状の輸液容器を「ソフトバッグ」といい、やわらかい材質であることから、点滴するにつれて容器が大気圧でしぼんでいくため、通気針(エア針、空気針)を必要としない。
また、プラスチック製の輸液容器の材質には、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)などがある。なお、PVC製バッグは可塑剤であるフタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)の溶出と、薬物を収着すること、さらに廃棄上の問題もあり、現在は使用されていない。【参考】ソフトバッグ製品をタンデム方式で投与してはいけない理由は?
出典等:幸保文治.注射薬投与法の基礎と工夫.メディカルトリビューン, 2001, p.43-44
日本薬局方解説書編集委員会編.第十八改正日本薬局方解説書.廣川書店, 2021, B-816