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輸液製剤協議会

環境への取り組み

各社の取り組み事例

創意・工夫

取り組み事例の掲載にあたっては、加盟各社が独自に実施した活動事例の中から、トピックとして抜粋、掲載しております。

ボイラードレンの回収

工場のボイラー設備に蒸気ドレン水の熱回収システムを採用しています。熱交換後の蒸気ドレンを回収し、再びボイラーに供給することで給水温度を上げ、加熱温度差を小さくすることでエネルギー消費を軽減いたしました。

排ガス利用式中和装置からの熱回収

排ガス利用式中和装置の冷却水を、工業用水から軟水に変更し、ボイラー給水タンクに回収することで、省エネルギーを図りました。

クリーンルームの空調ファンに省エネモードを設定

通常稼動時、夜間・休日などの作業室の使用状況に応じて空調機給排気ファンの風量を自動調整し、搬送動力を削減する空調省エネモードを、クリーンルームに採用することで省エネを実現しました。

エアーコンプレッサー室の空調改善によるエネルギーの削減

エアーコンプレッサー室の空調改善によるエネルギーの削減

【背景】
エアーコンプレッサーは室内(吸気)が高温な環境下では異常停止や稼動効率の低下が懸念されるため、クリーンルーム用AHUの余剰給気で空調を行っていました。
【改善】
外気温度とAHU給気温度のデータを見極め、冬季は外気給気ファンで低温低湿な空気を供給する事で、コンプレッサー効率の更なる向上と、AHUのエネルギー削減を、同時に成功させました。
【効果】
AHU単体の電力量だけでも、約50%削減できました。

電力の見える化

工場、オフィスの電気使用量の見える化することにより、デマンド監視及びエリアごとの電気の使用量を把握して省電力化を進めています。

モーダルシフトへの取り組み

製品を物流倉庫まで輸送するプロセスにおいて、フェリー会社と連携し、海上輸送を増やしたことにより、従来のトラックと比較して運送時の二酸化炭素排出量を大幅に削減しました。この取り組みが評価され、エコシップ・モーダルシフト優良事業者に認定されました。

エア配管の連結

圧縮空気は区画ごとに供給していましたが、区画間を配管で連結することにより一体化を図りました。同時に台数制御を導入して予備運転の台数減によるエネルギーの削減と、設備機器の不具合リスクの分散化を実現しました。

エア配管の連結図