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輸液製剤協議会

環境への取り組み

各社の取り組み事例

取り組み事例の掲載にあたっては、加盟各社が独自に実施した活動事例の中から、トピックとして抜粋、掲載しております。

環境配慮・資源有効活用

酸素検知の方式変更による包材の減容化

酸素検知用インジケーターを、錠剤型 (錠剤入小袋を外袋の内側に貼付)から、外袋内側へ、直接印刷する仕様にすることで、小袋を無くしました。

廃棄物削減につながる製品開発

上室、下室及び2つの小室の4室からなる輸液バッグを開発しました。この輸液バッグは、患者さんの安全と医療現場での利便性向上に寄与できると同時に、医療廃棄物の大幅な削減が期待できます。

リサイクル率の向上と減容化、ゼロエミッション

廃棄物を可能な限り分別することにより、リサイクル率の向上を目指しています。
また、圧縮機を使用して廃プラ、空き缶等の減容化を行い、これらの回収頻度を減らすことにより、輸送に係るエネルギーを削減しております。
廃棄物の排出抑制と再資源化を通してゼロエミッションを達成したことにより、循環型社会形成推進功労者としての環境大臣表彰や3R実践事業所、ゼロエミ大賞を自治体から受賞しております。

排水方式変更による設備改善

排水口から河川への排水を、従来の高低差によるものからポンプ駆動方式へ変更し、更に連続自動水質モニターの値が自主規制レベルに達するとポンプが自動停止する機能を持たせたことにより、排水口と河川水位の高低差を大きくし、貯水可能量が増大しました。これにより、排水事故の未然防止策の強化を図りました。

排水処理設備のリスク対策

基準値を超過した排水を工場外へ出さないために自動遮断ゲートを設置し、同時に遮断した排水を貯水するプールを追加しました。貯水された排水は、排水処理工程に戻し循環・再処理を行います。また、集中豪雨によるプール貯水能力の超過にそなえ、雨水および冷却水を排出する排水口も設置したことにより排水事故の未然防止策を強化しました。