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輸液製剤協議会

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用語解説

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直針

「直針」(注射用針)は、「針管」と「針基」から構成され、ステンレス鋼を材質とする針管を保護するプロテクタ(針さや)が附属する。針管の先端の斜めにカットされた部分を刃先と呼び、カットの角度やカットの仕方が用途により異なる。
直針は穿刺を行いやすいという長所があるが、針先が鋭利で血管に入っている部分は短いことから、患者の体動により血管を損傷しやすく、薬液が血管外に漏れやすいという欠点がある。そのため、長時間ではなく短時間の点滴に向いている。

出典等:
・幸保文治.注射薬投与法の基礎と工夫.メディカルトリビューン,2001,p.13
検体採取者のためのハンドブック(日本臨床衛生検査技師会),p.106

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