用語解説 もどる 輸液ポンプ 輸液の投与に際し、点滴速度や輸液量を精密に管理するために用いる医療機器を「輸液ポンプ」と呼ぶ。 -詳細説明- 輸液剤を自然落下させる場合、投与中に注入量が変化することから、流量調節器(クレンメ、クランプ)による調整等が必要である。そこで、輸液量を微細に調整したり、長時間一定速度で投与したりする必要がある場合などに「輸液ポンプ」が用いられる。 「輸液ポンプ」には、輸液の流量や輸液予定量が設定・表示されたり、投与量が表示されたりするため、過剰投与の防止にも寄与している。 出典等:幸保文治.注射薬投与法の基礎と工夫.メディカルトリビューン, 2001, p.31-32