輸液のよくある質問検索結果
検索ワード:滅菌、殺菌、無菌、消毒の違いについて教えてください。 2件
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滅菌、殺菌、無菌、消毒の違いについて教えてください。
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無菌 滅菌 殺菌 消毒 定義 定められた方法で対象微生物が検出されないこと 被滅菌物の中の全ての微生物を殺滅又は除去すること 病原性や有害性を有する細菌やウイルスなどの微生物を死滅させる操作のこと 病原菌など有害な微生物を除去、死滅、無害化すること。必ずしも微生物全てを殺滅あるいは完全に除去するものではない。 程度 無菌性保証水準(SAL)を満たすことで滅菌したといえる。国際的にはSAL=10-6 具体的な程度は定義されておらず、効果は保証されない 感染症を惹起しえない水準にまで病原微生物を殺滅または減少させる 方法 湿熱滅菌法、乾熱滅菌法、放射線滅菌法、酸化エチレン(EO)ガス滅菌法など 電磁波、熱付加、薬理作用などで細菌の組織を破壊するか、生存できない環境をつくる 消毒用アルコールや消毒薬の噴霧(浸漬)や清拭、沸騰水での煮沸など
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輸液製剤の滅菌方法について教えてください。
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一般的に、輸液製剤は製造工程において高圧蒸気滅菌を行っています。
高圧蒸気滅菌は、適当な温度および圧力の飽和水蒸気中で加熱することによって微生物を殺滅する方法です。
「最終滅菌法による無菌医薬品の製造に関する指針」では、原則として121.1℃で15分の条件を適用するとされていますが、内容成分や容器特性の観点からこれらの条件が適用できない場合は10-6(滅菌後、滅菌された器具に微生物の生存する確率が100万分の1)以下の無菌性保証水準が得られるよう、製剤特性に応じて個別に条件が設定されます。- 関連用語