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輸液の用語解説

留置針

「留置針」は、内針と外針(または「外筒」)からなる。
内針は金属製(ステンレス鋼)で硬く、血管内に挿入するための穿刺針の役割を持ち、外針はプラスチック製の柔らかいカテーテルで、内針を血管内に穿刺した後に内針を抜き取ることで、最終的に外針のみを血管に留置し、輸液ラインに接続して輸液投与に用いられる。
留置針は、使用に際しやや手間がかかるが、留置される外針は柔らかいカテーテルなので長時間の点滴に向いている。

【出典等】
・幸保文治.注射薬投与法の基礎と工夫.メディカルトリビューン,2001,p.18-19

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