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適正使用に向けての取り組み

隔壁未開通投与防止対策について

二槽バッグ(ダブルバッグ)製剤の普及により薬剤師や看護師の負担が軽減され、医療の質を高めることに貢献してきましたが、その一方で新たに「二槽バッグ(ダブルバッグ)製剤の隔壁未開通」という事例が報告されるようになってきました。
2001年8月厚生労働省は「医薬品・医療用具等対策部会」(村山純一郎委員長)を発足させ、その後、2003年3月に「規格」、「名称類似」、「注射薬の外観類似」、「眼科用」、「輸液」の5つのワーキンググループ(WG)が作られ、当協議会もそのWGに参画し検討を行ないました。2004年3月にその検討結果が報告され、その中で輸液製剤が関係する医療過誤防止対策として、「二槽バッグ(ダブルバッグ)製剤の隔壁未開通投与防止対策」および「単槽バッグ電解質輸液製剤(後述)の取り違え防止対策」が上げられました。
ここでは、「隔壁未開通投与防止対策」について、概説いたします。

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